Google I/O 2019で発表された Internal app sharing が便利そうだったので実際に試してみました。
事前準備
- Play Consoleでアプリを公開しておくて(内部テストだけも可能)
- テスターを設定しておく(後述)
- Android端末にてPlayStoreアプリで開発者モードになる
(Playアプリの設定から、Playストアのバージョン
を7回タップする) - Playアプリで、設定の
内部アプリの共有
をONにする
テスター設定
- Play Consoleで対象のアプリを開く
開発ツール
->内部アプリ共有
を開くテスターの管理
タブでテスターを設定する
テスター設定時の注意ですが、該当のテスターがPlayStoreで対象アプリをダウンロードできる必要があります。
例えば、内部テストしか公開してないときは、オプトインURLでPlayStoreでもダウンロードできる状態になっていないとInternal App Sharingでもダウンロードできないです。
やり方
- アプリを対象のパッケージ名でビルドする
- https://play.google.com/apps/publish/internalappsharing/ にアクセスする
- ビルドした、APK/AABをアップロードする
- リンクが生成されるので、Android端末からアクセスする
- Android端末でダウロードする
これだけ、アプリを共有することができます。
デバッグ実行
Play Consoleの内部テストと何が違うのかというと、Internal App Sharingの場合は、デバッグビルドでもアップロードできる点です。また証明書もデバッグのもので大丈夫ですし、VersionCodeも特に制約なくアップロードできます。。
なので、ダウンロードしたアプリのAndroid Studioからプロセスにアタッチすればブレークポイントを使ってステップ実行が可能になります。
これを使用することで、これまでPlyaConsoleの内部テストでしか確認できなかった Dynamic Feature Module の動作確認が簡単に可能になりますし、更にデバッグ実行も可能になります。